韓国の国教
整形大国である韓国の国教といえば? という質問をされた場合には、儒教と答えてしまう方も多いのかもしれませんが、それは実は誤りです。そもそもが、韓国は宗教国家ではなく、国教が定められていないというのが正解ではあるのですが、それでは、国教という言葉を広義に捉えて、「その国で最も普及している宗教」を解釈したらば――実は、それでも不正解です。儒教は宗教ではなく、道徳だから、などというロジックを採用する必要もなく、圧倒的に儒教は韓国では少数派で、韓国では、仏教徒とキリスト教徒がおよそ25パーセントづつで、合わせて国民の半数を占める、というのが正しい認識です。ただし、韓国が整形大国であることに対する違和感を表明する際に、韓国が儒教の国であることを理由にする方がいますが、それはあながち間違いであるとは言い切れない側面もあるのです。
儒教的価値観と美容整形
それは韓国社会のそこここに、儒教的価値観が根付いているのは紛れもない事実であるからです。実際に李氏朝鮮王朝が樹立した翌年の1393年には、儒教が国教とされたこともあるのです。そして儒教には、両親から受けた身体を敢えて損ねてはいけないという教えがあります。ただし、そういった保守的な価値観と同時に、韓国の人々は、その強いパーソナリティーで知られているように、革命的な思想も強く持ち合わせています。また、就職などに容姿が重要視されるという空気が既成事実のようになってしまったために、そのような行動を良しとせずとも、美容整形に頼らなければいけない――と思わざるをえない、といった方々も多いのかもしれません。
